岡本代表に訊く『BODYWORK STUDIO ZERO』の魅力

 都心の千代田区神保町にある、パーソナルトレーニングジムの『BODYWORK STUDIO ZERO』。ボディメイク、ピラティス、シルクサスペンションスラックライン、酸素カプセル。一件すると繋がりや関連性の無いように思えるそれらが、BODYWORK STUDIO ZEROにはある。神保町で近頃話題のこの施設。今回は、代表でチーフトレーナーでもある岡本啓氏に、その概要・魅力について語ってもらった。

―― さっそくですが、BODYWORK STUDIO ZEROの施設概要を説明ください
岡本:BODYWORK STUDIO ZERO(以下ゼロ)とは、2011年07月に発足したパーソナルトレーニング。トレーニングジムです。文字通りパーソナルトレーニングがメインのジムで、筋トレや、ダイエットなど、目標に合わせて指導を行っています。その上で、コンテンツとしてピラティス、シルクサスペンション、スラックライン、酸素カプセルなどがあります。これらはパーソナルトレーニングとは離れた形で、興味を持った方にやってもらっています。
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―― パーソナルトレーニングについて詳しく説明してください
岡本:一般的なジムのイメージは、入会している会員の方が自由に出入りをし、思い思いのトレーニングをして帰るというものですが、パーソナルトレーニングの場合は、まずご予約を頂いた上で、さらに目標を明確にしてから来て頂いています。トレーニングの内容も、その人ごとに、また目的によっても異なります。人間の身体は金太郎飴のようなものではなく、それぞれ皆違うもので、個人個人にあった形でエクササイズを進めていくことが大事です。当ジムのパーソナルトレーニングでは、そういったことが可能になります。最近は、普通のジムでもパーソナルトレーナーがいて、トレーニングを受けることが可能になっていますね。
―― パーソナルトレーニングジムを立ち上げた理由は何ですか?
岡本:私は、元々はWEBや不動産関連の仕事をやっており、それは今でも続けているのですが、その事務所が市ヶ谷にあった頃、自分のトレーニング用にベンチプレスやスクワット、ダンベルなどの器材を事務所に置いていたんですね。そこで仕事の合間などに個人的にトレーニングをやっていた。それを来客された方が見て「自分にも筋トレを教えてほしい」と言われました。何故ですか?と聞いてみると、「筋肉を付けて、岡本さんみたいに身体を引き締めたいんですよ」と答えられました。自分の指導できる範囲でよろしければと、その方に来る度に私の指導の元で筋トレをやってもらっていたら、みるみる内に身体付きが変わっていった。それが面白くなり趣味が高じたといいますか、ではもっと広い所で本格的にやってみようかなと考え、神保町に『ZERO Fight&Fi』というパーソナルトレーニングジムを作った次第です。

 

―― 普通の人はそれでジムを作るところまで行かないと思うのですが
岡本:私はあまり普通ではないんです(笑)。19歳の頃から極真空手をやっているのですが、そこで鍛える内に思ったのは「死ぬまでトレーニング、稽古を続ける」ということです。考えることが結構極端みたいで、やりたいことは片手間ではやらない。何にでも徹底的に取り組みたい。普通の社会人として、余暇を充てて適度にスポーツをやる。そういう考えは更々なかった。やるか?やらないか?やるならば一気にやる!それには自分のジムが手元にあればいいんじゃないかと。だから、自営をしながら色々なトレーニングをやれる、そういう環境を元々作りたいといった願望が元々あったんでしょうね。それでジムの設立にまで至ったという。 私が理想型としてイメージしているのは、今のジムの3倍4倍の広さがあり、トレーナーやトレーニーも大勢いて、その中で私もトレーニングを楽しんでいる。そういったものが理想なのですが、それはまあ将来の楽しみに取っておきます。普通じゃないと言いながらも、基本的に人がやっていることは、とりあえずみんなやってみたいというか、そういうミーハーなところもあるんですけどね(笑)
―― 普通じゃないことはよくわかりました(笑) 次に、岡本さんの指導スタイルについて教えてください
岡本:トレーニングの指導というのは、1000人居れば1000通りのやり方があるとも言われます。それはまず、トレーナー各人の体験や、身を持って得た理論などがある為ではないかと思います。ほとんどのトレーナーは学校を含め、誰かに教わったこと、トレーニーとして体験して身に付けたこと等、実際に指導を通して得た経験などを元に指導を行っているはずです。原則的に、自分が体験していないことは教えられません。また、人間1人1人の身体は違いますから、そういう意味で幾千通りの教え方が出てくるわけですね。
 ですから、誰かにとっては正しい指導でも、他の人にとっては間違った形となりえる場合もあるわけです。とはいえ、物事には原理・原則というものがありますから、基本はまず教科書からです。現在普及しているエクササイズの種類や、その内容には根拠がありますので、その根拠を元に指導を行っています。いくつかの例をあげるなら、例えば脂肪を燃やすなら、ファットバーンの範囲で心拍数を保つこと、ガッツリと筋肉を付けたいのなら高重量低回数トレーニングを行うこと、スタミナを上げたいなら競技の特性にあったサーキットトレーニングを行うなど。それらフィジカルトレーニングの世界ではセオリーになっていることを、当たり前にやっていただく。それだけです。ただし、トレーニングに対する感受性は各人それぞれ違うので、そこをトレーニングの経過に合わせて相談&調整することが、パーソナルトレーナーには求められていると思います。
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―― 最近は「○ヶ月で○kg痩せた!」など、多少オーバーとも思える広告をあちこちで目にしますが、あれもパーソナルトレーニングのジムなので?
岡本:最近はパーソナルトレーニングジムも年々増えており、それに合わせて宣伝方法も多種多様になっているようです。ですが、そこに魔法のようなものがあるはずもなく、身体を変えるには、原則的にエクササイズと食事管理、体調管理、実践方法はそれだけなんですね。どこのジムでも、まずそこを宣伝で掲げていると思いますが、宣伝方法やキャッチコピーは各店でそれぞれあるのでしょう(笑)
 しかし、短期間で身体を変えようと思っても、人間の細胞が入れ替わる頻度や量には限界というものがあり、スピードばかり求めると身体は対応しきれずおかしくなります。「それでもいいから身体を変えたい!」というならば話は別ですが、急激に身体を変えるということには、必ずそれだけ体に負担を伴いリスクがあることだけは認識しておいてください。例えば「10kg痩せる」という目標があったとして、それを達成したら、また10kg太ってもいいですか?というと、当然それではダメですよね。目標を達成しても、その後の人生を充実させたいのなら、その身体を維持したいと思うのが普通です。 だからまず、何をやるにしても継続すること。その上で「目標についてはゆっくり到達を目指していくこと」「目標に達したらそれをキープすること」これらを大切にしてもらっています。当ジムの特色としては、効率の良いトレーニング、肩胛骨と骨盤を意識した姿勢作り、身体意識を高めた身体作りにこだわっています。

 

―― そうすると、30日コースや60日コースで全ての目標が達成できるわけでもないと?
岡本:それも人や目標によりますね。当ジムの「30日コース、60日コース」というのは、まずお客様の目標があり、それについてどのくらいを達成目標としますか?と伺います。例えば「1年で10kg痩せたい」とします。60日コースなら約2kg減となり、まず現在の体重から2kg痩せることという、60日コースの立ち位置が決まります。 そして、その後の8kgを、残りの300日かけて減らしていくわけです。最初の60日コースを当ジムでやってもらい、残りの300日を他のジムなり自分なりで行うとしても、ウチでは、その300日間で何をやるべきかについても、60日コースの間に細かく指導を行っています。やる、やらないはお客様次第になりますが、その間にはとにかく「青い鳥は追わないように」とお客様には話しますね。
 フィットネスにおいても情報過多な時代ですから、色々な新しい情報が出てくると惑わされやすい。新しいことをやるのは楽しいし、そういう物はウチでもリサーチしており取り入れてはいますが、たった1年まず同じコトを継続してみる。そのくらいはやらないといけない。そういうと、けっこう1年続けて当ジムに通ってくれたりしますね(笑) それもお客様の選択の1つです。営業的にはありがたいことです。ただし、目標達成については、何が自分にとって大切か、ということを見極めてもらいたいと思います。「あのジムのトレーニング方法はどうなんですか?」「あの商品の効果はどうなんでしょうね?」お客様からは色々とそういった質問を受けますが、そこでは私はいつも「青い鳥」の話をしますね。私は自分が知らないことは教えられないし教えない。知っている、わかっている、体験したことだけを伝えます。そういう意味で他のジムについては特にに言及はしません。
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―― ハッキリしていますね。トレーニーさんの話では「岡本さんの魅力はまず厳しいこと」と仰っていましたが、全体的にトレーニングは厳しく当たっているのですか?
岡本:それは大いに間違った情報です(笑) 厳しいという印象を持たれるのは、できるだけウチを利用されていらっしゃる、お客様のポテンシャルを上げたいからでしょうか。そして、1回のセッションはたった60分だけ。お客様はそこにお金を払い、わざわざ時間を確保して来て頂いている。ならばこちらは、できるだけ60分の内容を濃くしたいと考えます。その上で、ポテンシャルを上げる、結果に繋げることをするならば、ある程度ハードな内容になってしまう場合も無きにしも非ずといったところでしょうか。いわゆるひとつのサービス精神ですね(笑) ウチのパーソナルトレーニングにおいては、出来ないことを出来るようにする、分からない感覚を分かるようにする、という方向へ向かうことが多いので、どのレベルの人にとっても達成感を得られます。どうしてもその為には、その人にとってはややキツ目の要求(エクササイズなど)をすることもあります。ですが、結果的にはそれがその人の為になると思います、お客様のご感想やトレーニング結果を見て手応えも感じています。今やっていることが、何に繋がるのか?こういう事をしたらどういうケアが必要か?といったフォローも入念にやっていますね。

 

―― パーソナルトレーニング中においては、お客様とざっくばらんな会話をすることもありますか?
岡本:これも人それぞれです。例えば、今当ジムには70代のお客様に週1回トレーニングに来てもらっているのですが、その方は家も近所なので世間話が多いですね。トレーニングで過ごす時間の3分の2ほどは会話をしています。年齢的にも無理はできないし、本人もそれは望んでいないので、楽しく、たまに厳しく、少しだけ無理をして帰っていただく。そして、また来週元気にウチへトレーニングに来てもらう。そんな感じでやっています。でも、その会話のおかげで、その人の体調や微妙な変化なども探ることができる。メンタル的な部分も含めて、ある程度掴んであげてトレーニングへ持っていくことも役割の1つだと思います。ですから、お客様とはなるべくざっくばらんに話すようにはしています。まあ、中には人と話すのが苦手な方もいらっしゃいますから、そこは察してあげて空気を読んで対処しています。
―― 70代とは驚きですね~ しかも、ウェイトトレーニングがメインだそうですね。お客様の年齢性別的には、どのくらいの割合なのですか?
岡本:そうですね、今現在だと男性が7割、女性が3割くらいですか。年代的には40代の方がもっとも多いです。体型の崩れが気になるんでしょうね。男性の方が多めなのは、やはり筋トレが行えるからでしょう。女性の方はそんなに筋肉を付けたがりませんからね。ウェイトトレーニングの設備には自信があるので、鍛えたい人はドンドンとウチに来てください!次に多いのが30代、それから20代、50代、60代、といった順でしょうか。目標で1番多いのはダイエットです。ダイエットと筋トレを同時にやりたいという人も来られますが、どちらを先にしたいですかと聞くと、ほとんどはダイエットと答えます。太ったから運動しづらくなり、まず痩せようと考えるんですね。「運動しながら痩せていくのが1番いいけど、何の運動をしていいかがわからない」「ジムには入ったが続かない」で、ここにやって来ました。当ジムのお客様にはそういう人が多いです。ウチとしては大歓迎です! 「では、太った原因を探りましょう」「痩せた後はどういうことがしたいのですか?」など、トレーニング開始前のミーティングではそんなイメージを作るところから始めますね。
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―― 本日は色々なお話ありがとうございました。最後に、トレーニーの方々に岡本さんから一言お願いします
岡本:当ジムの会員様も、会員様じゃなくここを読んでいる方々にも伝えたいのは、「継続は力なり」ということですね。1日5分でいいからトレーニングをする。たとえばプランクをやる(ヒジとつま先で身体を支える姿勢)、プランク1分を5セットで5分。やってみればわかりますが、これはこれで大変なことです。5分という時間だと、やらないのと一緒では?と考えてしまい何もやらない。これではダメです。逆に5分でもいいから何かをやる。そして当ジムに来た時は60分やる。そうしたら、週に95分動けます。経験上そういった繰り返しが重要だと思います。積極的に体を動かす習慣を作り継続する。まずは、そういったところから始めましょう。効率の良いトレーニング、姿勢作り、身体作りの世界に飛び込んできてください。ZERO Fight&Fitでお待ちしております!
インタビュアー:本日はどうもありがとうございました。※2013年02月 ZERO Fight&Fit 神保町にてインタビュー